翌日。

尚翔は何事もなかったように
食卓へと姿を現した。

「おはよう。」

叔父と叔母は顔を見合わせた。

「…おはよう。」

「おはよう。」

戸惑いながらも
挨拶を交わす2人をよそに、
尚翔はさっさと食事を済ませ、
その後で叔父だけを呼んだ。