ところが放課後、
七海が可憐に電話をしたらしく、
皆でお見舞いに行く事となった。

インターホンを鳴らすと、
母親らしき女性が出てきた。

「お見舞いに来ました。
可憐、どうですか?」

「朝よりはお熱も
下がったんだけど、咳がね。」

「そうですか。」

「上がって、
少しなら話せるわ。」

「ありがとうございます。」

七海達は可憐の家へ上がる事になった。