朝食とも昼食とも
言えない微妙な時間に
食事を済ませた
佑貴と陽貴はすぐ、
近くのグラウンドへ
出掛けていった。

「…あぁ、
やっと嵐が去った。」

朋希はそう呟くと、
もう一眠りする事にした。

早く起きたせいで
本当は眠いのだ。

目を閉じると
すぐに眠気が襲ってきた。

「あら、トモくん
寝ちゃってるわ。」

陽香が気付いて
タオルケットを掛けた。

朋希はいつの間にか
眠っていた。