その時、外でクラクションが鳴った。

陽香の車で会場まで
行くことになっているのだった。

「うぉ、やべ。
母さん怒らせると怖えぇからなぁ。
行くぞ、美佑。走れ!!」

走り出す朋希。

「あっ、待って!!」

それを追いかける美佑。

二人はこれからも
人生を一緒に歩んでいく。

変わらぬ愛で。