帰り道、美佑はその不安を
由乃にぶつけていた。

二人はいつの間にか親友になっている。

「最近、よく思うの…。
本当にあたしに出来るのかな?って。」

「美佑ちゃん…。」

「こんな事で揺らいでる
場合じゃないのも解ってるし、
しっかりしなきゃいけないんだけど、
どこか不安なの。」