「陽香さん、ごめんなさい。
あたしが悪いの。
あたしがトモを
怒らせちゃったから…。」
泣きそうになりながら美佑は言った。
陽香はそんな美佑の背中をさすって、
それから手を握りながら言った。
「ううん。
美佑ちゃんは悪くないわ。
悪いのは病気よ。
トモくんの体にある病気が悪いの。
だから、泣かなくて良いのよ。」
「陽香さん…。」
あたしが悪いの。
あたしがトモを
怒らせちゃったから…。」
泣きそうになりながら美佑は言った。
陽香はそんな美佑の背中をさすって、
それから手を握りながら言った。
「ううん。
美佑ちゃんは悪くないわ。
悪いのは病気よ。
トモくんの体にある病気が悪いの。
だから、泣かなくて良いのよ。」
「陽香さん…。」

