こんにちは、バカップルです。

芯の部屋のベッドに座ってふたりで改まった。



ちょっと緊張します…。



「あのね…」

「ん…」

「見た!?」

「なにを!?」

「お、おっぱい…」

「はい、見てません。見せてもらえませんから」

「違う!!で、電車で…花火の時帯取れたの…。その時たたたたた、谷間が…」



なんだか芯がバカっぽい。



言ってる意味がわからない。



俺がバカだからわからないのか?



「意味不明なんだけど…」

「だからっ!!花火の時電車で帯取れたでしょ!?その時に谷間見たかって言ってんの!!全部言わせんなバカ!!」

「怒ってるとこ悪いんだけど逆切れ?」

「うん、ごめん…」



真っ赤な顔で俯く芯が妙に愛おしく感じた。



そんなことで意識してたのか…。



「見てないよ」

「へっ!?だって司の顔赤かったもん…」

「あれは…芯が…密着したからで…。浴衣の芯、すっげぇカワイイし…」



俺、死ぬほど恥ずかしいことを言わされてます。