こんにちは、バカップルです。

俺の大事な息子…。



芯と俺の大事な大事な宝物。



「なんか、サルだな」

「うるせぇよジジイ」

「産まれた時の司にそっくり」

「カワイイな、自分の子供って…」

「名前は?」

「親父がつけてくれ。それが天道家のしきたり。だろ?」



いつしか俺の家庭は名前は祖父さんが付けることになってて。



親父が付けた孫の名前。



『翔司(ショウジ)』



俺の名前が使われてる…。



「名前は?」

「翔司だ。天道 翔司」

「いい名前…。よろしくね、翔司」



こうしてまた新しい家族のスタートだ。



忙しさはあまりかわらないけど、息子の成長はものすごく速い。



「ちょっと来い翔司!!」

「なんだよ」

「お前なぁ、大概にしろよ」

「なにが」

「担任が泣いて電話してきたんだぞ!!『私の手には終えません』って!!クラスの男全員とやり合ったってなんなんだよ!!」

「勝ったし!!」

「頭冷やせバカ!!」



ヤンキーになったらどうしよう…。