こんにちは、バカップルです。

早めに退散しないと殺されかねない…。



でも負けるのだけはイヤ!!



「司のデレデレっぷり、超カワイイんですよ~」

「司はそんなことしない」

「あたしのためなら司はなんだってすると思う。だから身を引いてください」

「あの人は自分から行動起こしたりしない。人の船に乗って楽に旅するような人よ」

「司はそんな卑怯なヤツじゃない!!少なくとも今は違いますから!!」

「あなたもいずれ捨てられるわよ。あたしみたいにね」

「あははははっ!!一生そう思っとけクソババァ。ごちそうさまでした」



早く店を出たくて急いでかばんを持った。



店の外でホッとしたのもつかの間、なぜか司が目の前にいる…。



なんでいるの?



「イツキが教えてくれた」

「そ、そっか…」

「ユウキ、まだ中にいんの?」

「うん…」

「話して来てもいい?」

「ヤダ!!司とふたりきりなんかにさせたくない!!」

「あはっ!!芯チャン素直っ!!」



なにされるかわかんないもん!!