チャリを隠してふたりで手を繋いで山に入った。
しばらく歩くと見えて来た秘密基地。
「木に登れる?」
「登ったことねぇけど…アレすげぇな…」
「子供の頃にみんなで作ったんだよ!!」
木の上に板を乗せて作った基地は毎日遊んでた場所。
今でも小学生達がここを秘密基地にしてるんだ。
「うわぁ~、あたしが登れない~…」
「手!!引き上げてやるから手出せ」
「ん~!!」
余裕で上まで登った司があたしを引き上げてくれた。
そのままギュッと抱きしめてくれて…。
やっと二人だけの空間…。
「夏の夜って気持ちいいな」
「抜け出したのノブ君にバレてないかな…」
「バレたら謝ればいい!!俺は芯に会いたかったから来ただけ!!」
「あたしも司に会いたかった!!」
おでこをくっつけて笑う司がチュッと一瞬だけあたしにキスをした。
そのままギューッて抱きしめられたら窒息しそうなくらい胸が苦しくなる…。
しばらく歩くと見えて来た秘密基地。
「木に登れる?」
「登ったことねぇけど…アレすげぇな…」
「子供の頃にみんなで作ったんだよ!!」
木の上に板を乗せて作った基地は毎日遊んでた場所。
今でも小学生達がここを秘密基地にしてるんだ。
「うわぁ~、あたしが登れない~…」
「手!!引き上げてやるから手出せ」
「ん~!!」
余裕で上まで登った司があたしを引き上げてくれた。
そのままギュッと抱きしめてくれて…。
やっと二人だけの空間…。
「夏の夜って気持ちいいな」
「抜け出したのノブ君にバレてないかな…」
「バレたら謝ればいい!!俺は芯に会いたかったから来ただけ!!」
「あたしも司に会いたかった!!」
おでこをくっつけて笑う司がチュッと一瞬だけあたしにキスをした。
そのままギューッて抱きしめられたら窒息しそうなくらい胸が苦しくなる…。


