とりあえず、曲のイメージだけを聞いてマンションに帰った。 今日の事を瑠華に話すか、話さないか。 仕事とプライベートはちゃんと分けてるつもりだけど、一応元カノだし。 でも、瑠華は人一倍ヤキモチ妬きで…。 こんな事で悩む俺ってマジで情けねぇ…。 そんな事を思っていた時、テーブルの上に置いてあった携帯がブルブル震え出し、ディスプレイに映っていたのは知らない数字だけ。 嫌な予感だけが、俺の頭の中をグルグルさまよってる。 .