「………ハル」
後ろからリエが抱きついた。
勉強机の上の鏡がアタシ達を映している。
「リエは、ハルが大好きだよ。だから、ハルがどんな格好してたって、ずっとずっと味方だよ」
耳元で響くリエの声がうれしくて、
「ヤバい………泣きそう………」
せっかくの初メイクが落ちないように我慢していた。
「マジ!? ダメだよ。我慢だよ! ウォータープルーフにしとけばよかったね」
そう言ってリエは涙もろいアタシの涙をそっとティッシュで吸い取ってくれた。
「そろそろ行こっか? ハル?」
「うん!」
アタシ達は見つめ合って、笑った。
後ろからリエが抱きついた。
勉強机の上の鏡がアタシ達を映している。
「リエは、ハルが大好きだよ。だから、ハルがどんな格好してたって、ずっとずっと味方だよ」
耳元で響くリエの声がうれしくて、
「ヤバい………泣きそう………」
せっかくの初メイクが落ちないように我慢していた。
「マジ!? ダメだよ。我慢だよ! ウォータープルーフにしとけばよかったね」
そう言ってリエは涙もろいアタシの涙をそっとティッシュで吸い取ってくれた。
「そろそろ行こっか? ハル?」
「うん!」
アタシ達は見つめ合って、笑った。


