「ハル。今度の委員会のことなんだけど」





ナツキ君が久しぶりに話しかけてきた。





アタシが告白してからほとんど会話をしないでずっと過ごしてきた。





それなのにじゃんけんで負けて修学旅行委員に二人そろってなってしまった時には、少しだけ運命を呪った。





今度の委員会がいつかとかよそよそしい会話をして彼はアタシ達から離れていった。





「二人はもしかしてイイ感じですか?」





思ってもないエリーの言葉にアタシは焦るよりもあきれてしまった。