アタシの目に映る世界なんて、ちっぽけだ。





こんな小さな世界の中でさえ、アタシはほんの小さな存在。





アタシの嫌いなアタシが嫌いなアタシの中のアタシ。





鏡の中のアタシが見ている。





ほんとうにそれでいいのか、と。





いいんだよ。





とアタシは答える。





だってアタシは変わりたい。





変えたいんだ。





全部。





心が「オンナ」のコなのに、それとは違う、性。