学校行事だけは面倒くさいと言っていたエリーが、クラスの文化祭の実行委員は自分からやると言い出した。





しかもナツキ君と一緒に。





アタシはそれが、羨ましかった。





まだ先のことを楽しそうに話している姿は、誰も踏み込むことができなくて、今も思い出すと胸が苦しくなる。





「みんなでがんばって成功させようね!」





いつの間にか委員長よりも担任よりもリーダーシップがあってクラスを引っ張っていくエリー。





その勢いに負けてみんなついていってる感じ。