でもただ一つ変えられない真実。





「―――オマエは男だから」





真実だからこそ、アタシの心を深くえぐる。





「ごめん。やっぱり、ハルのこと女に見れない」





その心は「オンナ」なのに。





ソウタ君とナツキ君の言葉を思い出しながら、アタシは歩いていた。