ロレツが回らない舌足らずなしゃべり方でゆっくりと立ち上がる。





だけど力が上手く入らないのか、ふらつくアヤカ。





「飲みすぎだよ。もう」





と支えるアタシ。





だけどアヤカ一人を支えるのも辛いアタシの細い腕。





でも、アヤカの腕はもっと細くて白い。





「せっけんのいい匂いがしゅるぅ」





アタシの胸に顔を埋めてアヤカが言った。