夜が明ける前の青白い中で、





白い光の漏れているアタシの部屋。





ドアを開けると、姉のアヤカがいた。





床には父親のブランデーのビンが空になって転がっている。





「あぁ、おかえりぃ。ハ〜ルヤ」





「アヤカちゃん、それ全部飲んだの?」





「そうだお。ハルヤの帰りが遅いから、心配で心配で心配で心配で心配れ………」