「バカみたいだよね、アタシ。そんなはずないのに………」





ぶかぶかのバスローブの胸元はスカスカ。





彼から見ればやっぱりアタシは―――





「そんなはずないよね………」





鏡の中のアタシが情けない顔で言った。