「疲れたよぉ」





アタシはすぐにクビになってしまってやりづらいのに、すごくがんばってる。





リエ、ごめんね。





「お疲れ様」





アタシはそう言ってリエの頭をなでる。





「でも、あんまり無理しちゃダメだよ。そんなにほしいモノがあるの?」





仰向けになってリエがアタシの顔をじっと見ている。