「わかるよ?けど、レロナは間違ってる。消えちゃどうもこうもない!

お母さんがいないあたしには、よくわかる。残された側の気持ちが..」



「・・・」















「行こう、アッシュ、レロナ!」

ヤナタの掛け声と共に

あたしはレロナを抱き抱え、池に飛び込んだ。


そして、飛び込んだと同時に、太陽が昇りその光で月が消えていった