【連作】そらにかなでし〜平安朝禁断恋草紙①〜

「姉様がお喜びになる、お顔ばかりを思って……私は、この花の咲くのを心待ちにしておりましたのに」

宴の席の若者が一の姫を見るあの目を思うと、一の君は、戸惑いがちに心が揺れるのでした。