【連作】そらにかなでし〜平安朝禁断恋草紙①〜

その夜は、一の君と一の姫がお呼ばれになって、ささやかな管弦の宴の席となりました。

おりしも、満月。

月のかかる夜桜を、酒の肴に眺めながらの宴にございます。