「えッ!?ヤバッ!なんでもっと早くから起こしてくれなかったのよ~」

「俺何回も起しに来たけど」


幸はサラッと言う。

ウッソ~ン・・・・
なんで起きなかったのよ!あたし、バカ!


「ってか、今から着替えるからッ出てってよ」

「は?なんで出て行かなきゃいけねぇの?」


はぁ~?
もう何言ってんの・・・。


「なんでって・・・考えれば分かるでしょ?もう!あたしも年頃の乙女なんだからッ!」

「キス、してくれれば出てくよ?」


キスッ!?
無理無理無理無理~・・・


「なんでキスなんてしなくちゃいけないの~?もう、いいから出てってよ」

あたしは無理やり幸を部屋から出した。