顔のない恋

私はこの思いやりのないお父さんが人間的に嫌いなのだ。


そしてずっと聞いてみたいことがあるが、それさえも今はしたくない…



テレビで静けさを誤魔化しながらご飯を食べる


「フフッ、可笑し…」

お笑い番組を見て笑う声が、一人の部屋に妙に響く。