俺の顔を見るとあからさまに嫌な表情を浮かべ
わざと聞こえるように「家から出て行け」みたいなことを口にする

存在価値のない俺の、
生きる糧は彼女とルリカの存在だった。


でもいつの頃からだろう
彼女に俺以外の誰かがいるなと感じ始めたのは…

俺の傍にいてくれるなら
それでもいいと思っていた。