ただの幼馴染でも、 会えないと寂しいかも。 とか、 そういういい訳も思いつかない。 どうした?あたし。 空気が緊迫した気がして、 余計に言葉が出ない。 と、 「あのさ、キリカ。 お願いがあるんですけど」 ソウマは必死であたしを見ている。 何だ? よく見ると、 自分の腕のほうを、 見ないようにしているようだった。 「悪いけど、手当てしてくれない?」 差し出した腕からは、 血が流れていて。 「ここも怪我してたんだ」