と俺の顔を覗きこんだ。


「そんなんちゃうわ。
女にアド教えたくらいで
なにいってねん」


俺は冷たく言い放った。
気付くともうマクドの
前に来ていた。


「いらっしゃいませ〜」


俺たちは空いている
席を探した。


「優馬あそこ空いてるぞ!
俺、席とってくるから
並んでて」


2、3人並んでいる最後尾に
並んで携帯を開いた。

まだ浅倉ちゃんからの
メールはない。


「お次のお客様どうぞ」

「……ぁ」


光なにしてんねんや?
時間かかりすぎちゃうか?


「ぁ…えっとポテトとQoo」

「以上でよろしいですか?」

「はぃ…」


店の奥を覗くと光は誰かと
喋っているようだった。


「……ナンパしてやがる」