いつもの朝だった・・・
ハズなのに・・・


「梓!噂たってるよ!」
結花が梓の肩をつかんで問いただすように言った。

「・・・いきなり何?」
梓は、キョトンとしている。

「だから、梓が、八郷の事を好きだって」
結花は、慌てていた。

「!??何ソレ・・・」
梓は、それ以上に慌てた、この事を知っているのは、ごく少人数だったから。

「すっごい噂だよ!」
結花は、少し驚いたように言った。