「努力などしなくとも、お前は俺を好きでいるだろうが」
「私だって努力しなくても、あなたは私を愛してくれますよね」
沈黙
図星をつかれたか、口をへの字にして彼は押し黙った
「恥ずかしがってる……?」
「誰がだ。まあ、調教した甲斐があったせいか少しは利口になったようだな」
「ええ、おかげさまで。あなたの愛の深さは監禁並みというのを知りました」
教訓、怒らせたら面倒なことになる
確かにこれがあったからこそ別の男と会話しないでおこうと思い
彼の愛情の深さまで知ってしまう
「好きですよ」
「俺だけだと言え」
「あなただけです。あ、手首が痛むっ。首もだ」
「仕方がないな。外してはやろう」


