しばらく歩いていると、幼稚園が見えて来た。

門にはいつもの様に先生がいる。

「あら、雅ちゃん。いつもごくろーさま。蜜ちゃんおはよう。」

「おはよーございますっ!」

「じゃあね、ハニー。」

あたしはハニーの頭をぽんぽんと叩くと、学校へ向かった。


学校までは十分くらいでつくから、
遅刻の心配はない。

「みっやび~!」

「おー加奈じゃん。」
「よっす♪」

向こうから走って来たのは、
親友の黒田 加奈(くろだ かな)。

昔っからの付き合いで何でも打明ける仲。

「今日、数学あるじゃん。ダルいーっ。」

「加奈そればっかじゃん?」

「だって本当だし。」
そんな会話をしていると学校についた。

さて、今日も一日頑張りますか♪