「まりちゃん今日は夕方保育?」

「そうなの。今日はママがいないから、寂しいなぁ………。」

なんだかんだ言っても、やっぱり子供なんだなぁ……。

あたしはまりちゃんの脇に手を突っ込み、
体を持ち上げる。

いわゆる、抱っこ。

「うわぁぁぁ♪高ーい!」

まりちゃんはとても嬉しそうで、
やっぱり子供なんだなーとまた再認識。


「みやびさん、また……抱っこしてくれる?」

まりちゃんを下ろした後、
まりちゃんはあたしのスカートを引っ張って、恥かしそうに言った。

「いいよ?じゃあまたね?」

あたしはまりちゃんの頭をポンポンと撫でると、ハニーを探す。