「朝飯作んのめんどくせぇんだよ。」


は?


めんどくさいって…


「じゃぁ今までどうしてたの?」


作らないんじゃ食べれないじゃん。


「どうって…コンビニ弁当?」


「はぁ!?いつも!?」


「うん。いつも。」


それじゃぁバランス悪いじゃん。


何やってんのよ…



はぁ…


「しょうがないなぁ…

作ってあげるよ。」


「マジで!?よろしくー。」



あたしは朝食を作ってあげる


ことにした。


だって優哉が倒れたら困るしね…




――――


「出来たよー。」


あたしは、とりあえず和食を作ってみた。


でも、あたしが作ってあげてんのに


優哉はテレビ見てるから


ちょっとムカついた。




「うわっ、スゴっ!!」


でも、あたしが作ったご飯を見た


優哉の顔見てると


なんかどうでもよくなってくる。