「奈緒!!」 聞こえたのは… 「大丈夫?」 栞の声。 あたしの前まで来て 同じようにしゃがむ。 栞の顔を見たら 胸の奥から悲しみが こみあげてきた。 「栞…」 視界が歪む。 栞の顔がよく見えない。 そっと栞が抱き締めてくれる。 「泣いていいよ… 奈緒の言いたいこと 全部聞くから…」