服を直して優哉のもとに行く。


優哉はそっとあたしの手を握り


耳元で甘く囁いた。



「続きはまた今度な。」



あたしの顔は真っ赤で。


優哉はそんなあたしを見て


フッ…


と笑った。




教室に戻ってもまだ赤いあたしの顔を見て


奈緒達に質問攻めにあったのは


言うまでもない。