──── 今あたし達は廊下にいる。 あれから優哉と光輝クンが あの桜井さんをあっさりと納得させて 今はサボり中。 「栞、大丈夫だった?」 奈緒が心配そうに聞いてきた。 「うん♪大丈夫。」 掴まれてたところが赤くなったけど… 心配かけたくないし。 「栞チャン可愛いからね!!」 光輝クンがなぜか優哉を見ながら言った。 「……」 優哉がさっきから無言なのが怖い… 「ってゆうか、さっきの光輝クン スゴかったね!!」 あれにはマジでびっくりだった… 性格に合わず強いね。