「はーい。そこまでー。」 …え? 誰かの声が聞こえて あたしは閉じていた瞳を開いた。 …そこにいたのは光輝クン。 殴りかかった不良の手を 片手で止めている。 スゴッ… 「他のお客様のご迷惑になりますので お帰りください。」 そう言ったのは奈緒。 笑ってるけど瞳が笑ってない。 怖すぎ… でも… みんなありがとう。 「チッ…」 そう言って不良達は帰ってった。