【続】貧乏姫と金持ち王子




私と悠翔さんはそっと和室に行った。


聖夜と紗雪は向かい合って寝てる。


時々、口をモゴモゴさせながら気持ち良さそうに寝てる。


凄く可愛くて、プクプクのホッペをツンツンしてしまった。



「よく寝てるね」


「そうだな」



私と悠翔さんは顔を見合わせて笑った。



「抱っこしたら起きるかもしれないから、今日はこのままここで寝かしときなさい」



後ろからお母さんが言った。



「いいの?」


「いいよ。朝になって起きたら連れて行くから」


「じゃー、お言葉に甘えてそうしようかな」


「お義母さん、すいません…」


「いいのよ」



お母さんがニッコリ微笑んだ。



「お母さん、これお土産」



私はケーキの入った箱をお母さんに渡した。


それから私と悠翔さんは自分の家に戻った。