悠翔さんと駅前のイルミネーションを見て、お母さんたちにお土産を買って家に帰った。
リビングの電気をつけて、クリスマスツリーをつけた。
「聖夜と紗雪を迎えに行って来るね」
「俺も一緒に行くよ」
私と悠翔さんは一緒にお母さんのとこへ行った。
渡り廊下を渡った向かいの家。
廊下の突き当たりにリビングへ入るドアがある。
そのドアを開けた。
「お母さん」
ソファーに座ってるお母さんに声をかけた。
「あ、お帰り」
「聖夜と紗雪は?」
「寝ちゃったから和室に寝かせてるよ」
リビングの1角にある少し高くなった和室。
そこを見ると、聖夜と紗雪が布団の上でグッスリ寝ていた。