【続】貧乏姫と金持ち王子





「これ…悠翔さんにプレゼント…」



私は紙袋を悠翔さんに差し出した。



「俺に?」


「うん」


「ありがとう」



悠翔さんが紙袋を受け取る。



「開けていい?」


「うん」



悠翔さんが紙袋の中からプレゼントを取り出す。



「これ香水?」


「うん」



悠翔さんがいつもつけてる香水。


甘くて大好きな香り。



「ありがとう」



悠翔さんがニッコリ微笑む。



「それから…」



私はもうひとつプレゼントを差し出した。



「これは?」


「誕生日プレゼント」


「えっ…いいの?」



悠翔さんは目を見開いて私を見た。



「うん。開けてみて?」


「うん」



悠翔さんは包みをゆっくり開けていった。


私はドキドキしながら見ていた。