「何、食べ行く?」
車の中。
悠翔さんが運転しながら聞いてきた。
「ゆっくり食事できるとこがいいな」
聖夜と紗雪が生まれてからゆっくり食事することがないから、久しぶりのデートの時くらいゆっくり食事したい。
「聖夜と紗雪が生まれてからゆっくり食事することがなくなったもんな」
「うん。今日は悠翔さんと久しぶりのデートだから、おしゃべりしながらゆっくり食事したいな」
「そうだな」
悠翔さんはコンビニの駐車場に車を止めた。
「俺の同級生でレストランのオーナーがいるんだけど、そこが全個室になってて、落ち着いた雰囲気のレストランなんだ。空いてるか聞いてみるな。フレンチだけどいい?」
「うん。でもクリスマスだから大丈夫かなぁ?話し聞いてるだけで人気ありそうな感じだし…」
「わからないけど、とりあえず電話してみるよ」
悠翔さんは携帯を取り出して、電話をし始めた。



