【続】貧乏姫と金持ち王子





「だから…雪ちゃんが私と一緒にいたらいけないと思って……私と一緒にいたら雪ちゃんまで私と同じようになっちゃう。雪ちゃんに迷惑かけられない……だから昨日、メール出来なかったの……」



紗季ちゃんは最後にそう言った。


紗季ちゃんが言うには、紗季ちゃんに話しかけてきたママさんはリーダー的な感じがしたらしい。



「私は、紗季ちゃんと友達を辞めるつもりはないよ?」


「雪ちゃん……」


「でも紗季ちゃんがどうしてもって言うなら仕方ないけどね」



私はクスッと笑った。



「そんなこと思ってないよ。私は雪ちゃんと友達でいたい。だけど……」


「じゃー私に迷惑かけるとか考えないで」


「雪ちゃん……ありがとう……」