【続】貧乏姫と金持ち王子





「悠翔さん何だって?」



お母さんが聖夜を抱っこしながら言った。



「うん。これから用意して会社に行くことになったの」


「そう。気を付けて行っておいで。遅くなっても大丈夫だから」


「ありがとう。で、海と桜は?」


「海は彼女とデート。桜はお友達の家のクリスマスパーティーに呼ばれてる」



昔は、お母さんと私と海と桜でクリスマスパーティーしてたのに…。


貧乏だったけど、ごちそう作ってケーキを用意して。


凄く楽しかったな……。


でも海も桜も成長して、それぞれでクリスマスを楽しむようになったんだ…。


少し寂しい気もする。


聖夜も紗雪もいずれはそうなるのかな…。