【続】貧乏姫と金持ち王子




レジから戻って来た悠翔さんが「はい」って、ワンピースの入った袋を渡して来た。



「ありがとう」



私は袋を受け取った。



「雪?」


「ん?」



服屋を出た後、ブラブラ歩いていた。



「俺に甘えて?って前に言ったよね?」


「うん……」



付き合い始めた頃に、悠翔さんから「もっと甘えてよ」と言われた。



「だから雪は俺に甘えてくれていいの。遠慮することないんだからな」



悠翔さんはそう言って、私の頭を撫でた。



「うん。ありがとう」



私は笑顔で答えた。