何でいじめてやろう…と思った境に電話が鳴った。 「ん?もしもし…」 『叶多? 帰るの遅いわよ。早く帰ってきて。今から出掛けるから』 「んー…了解。すぐに帰るけ…待っといて。うん…ぢゃあ」 電話は母さんだった。 今から食べに行くらしい。俺の好きな寿司屋らしいのでたくさん食おう…とばかり考えていた。