緒方君は更に笑顔になりそして… 私に近づいてきた。 (なっ…何?) 私の耳元へと緒方君はボソボソッと喋った。 最後に耳をカリッとかんで教室を後にした。 「~~ッッ! なっ…なんなのよ…」 顔を真っ赤にさせながら私は床へと座り込んだ。 だっ…だって緒方君が言った言葉は最悪だったんだもの。