長くなりましたが…

この物語をケータイで
語るにあたって、以上のような
表現の挑戦をしようと思います。

一般の小説では許されない
“表現の挑戦”…。


それは“敢えて”主人公達の
心情描写を省くという事です。


そうする事で私は読者の皆さんに、
『彼等のセリフの裏にある真心を想像する義務』を
課してしまう事になるでしょう。

それは確かに、煩わしい事です。


しかし、それこそが
人生における唯一の幸せなのだと
私は考えます。


どうか、皆さんが
『分かり合えない事』を嘆くのではなく、
『分かり合えない事』を幸せだと感じられるよう、
この物語が
『貴方の人生の物語』となるよう、
お祈りする次第です…



You are (not) alone.

〔貴方は一人だ。
 (故に)
 貴方は独りではない。〕





7月の終わり、 
子供達の水遊びを観ながら