私はあの夜の出来事から… 何度か同じ時刻にその場所へ足を運んだ。 全身が震えた恐怖感も何も無く ただ一目でも逢いたかっただけ…―。 でもその吸血鬼が 居る気配は全くなかった…。 そしてあの日から一週間目の夜… 私は不思議な夢を見た。