『達也、何言ってるの?』 達也から離れようとしたけどぎゅっと抱き締められていて離れられない。 『兄貴のどこが好きなの?』 『痛い、離して!!』 達也はあたしを離した。 『達也には関係ないじゃん。』 達也はあたしの手を取った。 『俺とつきあえよ。』 『はっ、意味わかんない。』 あたしは達也の手を振りほどき家へと駆け足で入って行った。 しばらくするとバイクのエンジン音が鳴り響き自分の部屋の窓からそっと覗いてみると走り去っていく達也の背中が見えた。