『編集長ごめん。』


俺が断ったことでスタープロダクションとの関係が崩れるんじゃないか心配だった。


『なんで謝るんだ?お前のことをお前が決めただけだから謝ることないぞ。それにしても失いたくないものってこれか?』


編集長は小指を立てニヤついてきた。


『まぁ。』


俺は照れながら答えた。